どうなる?どうする?市庁舎問題―その2「一般質問の主な内容」

 残時間の一般質問で、引き続き、福祉会館、公民館、市庁舎問題について踏み込んで質問しました。私たちの考え方も表明しました。
画像


福祉会館、公民館、市庁舎建設について問う―その2

※各部の検討状況については、企画財政部、福祉保健部からは日曜議会で答弁があったので省略しました。環境部から清掃関連施設の移設などに関する検討状況が報告されました。

●質問 水上 福祉会館の内容について市民検討が必要ではないか
 福祉保健部の検討状況の報告で、「幅広い市民ニーズに即した将来を見据えた機能を持ち合わせた新たな福祉会館について」検討しているとのことだった。そうなると、今までの新福祉会館建設計画で示された基本理念や基本計画についてはあらためて一から見直しになっていると考えていいのか。

◆答弁 福祉保健部長
 現在新たな福祉会館について、機能、立地等についてゼロベースで福祉保健部において検討しており、企画財政部とも協議しているところでございます。
 ゼロベースで検討するにあたり、従来の考えにとらわれず、幅広い市民ニーズに即した将来を見据えた機能を持ち合わせた新たな福祉会館を検討しているところでございます。

●質問 水上
 その際に、本来のいわゆる福祉会館としての在り方について検討しているということなのか。高齢者など福祉的機能を持ったものとしてどうあるべきかとの検討と思われるが、今までの計画から外される機能、新たに付け加わる機能があると考えていいのか。

◆答弁 福祉保健部長
 繰り返しになりますが、新たな福祉会館については、機能立地等についてゼロベースで検討しているところです。それを踏まえ、従来の考えにとらわれず検討しているものでありますが、高齢者福祉を主体とした福祉会館というものではなく、世代を超えた機能等につきましても検討しているところです。
 よって、結果として、従前の(仮称)新福祉会館建設計画(案)と異なる部分があると考えております。

●質問 水上
 内容については、今までの計画からも変更になるとすると、市民検討委員会を立ち上げるなどして市民検討が必要ではないか。この点についてどう考えているのか。具体的なスケジュールを示せないまでも今後の進め方について見通しを示してほしい。

◆答弁 福祉保健部長
 福祉会館の検討については、スピード感を持って対応してもらいたい、という指示のもと検討しているところです。また、基本計画等を策定するにあたりましては、適切な時期に市民参加による検討が原則と考えております。まずは案を固め、その次の段階として、市民の声をどのように取り入れるか、ということと考えます。市民検討委員会を立ち上げることも一つの手法と思いますが、いずれにせよ、市民の待望の施設であり、建設にあたっては、市民の声を聞くことは大切なことであり、今後検討して参りたいと思います。
●質問 水上 公民館の建設についてしっかり対応すべきである
 公民館については、公民館運営審議会で今後の公民館の在り方を検討するとされてきた。現在、どのような内容がどこまで検討されているのか、現在の到達点について報告してほしい。特に、施設整備方針については、どのような方針となっているのか説明していただきたい。

◆答弁 生涯学習部長
 これまでの施設面での検討状況になりますが、公民館運営審議会では、中長期計画策定の一つの柱として施設規模について審議をしていただいております。
 当初、施設の審議については、市と歩調を合わせる必要がある。公民館運営審議会で先行した審議をしても、市の歩調と合わず、実現できなくなる可能性がある。といった審議会でのご意見がありました。一方で、審議会としての考えも必要であるとのことから、特定の施設との複合を念頭に審議するのではなく、公民館の望ましい配置や規模について、公民館全体のこれまでの運営を考え、市の中心部に旧公民館の規模を理想とするという、一つの考え方としてまとまった形です。
 しかしながら、公民館運営審議会では、施設について具体的な検討は、現段階では限界であるということもありました。具体的な検討に入っていく環境になれば、さらに、複合化などの施設の有効活用といった視点からも審議を深める必要があると思うが、現時点では公運審としては、審議が尽くされたといえる状況です。

●質問 水上
 公民館運営審議会としては、市中心部に旧公民館の規模を理想とするとの一定の結論が出たとのことである。では、公民館の建設については、どこでどのように検討するのか。今までは、プロジェクトチームの枠組みで検討されてきたが「ゼロベース」となって、検討する場所がなくなっているのではないか。公民館の設置についてどこでどう検討するのか示してほしい。

◆答弁 生涯学習部長
 福祉会館の中に公民館本館があった経過を踏まえ、まずはあらためて、福祉保健部との調整をする必要があると認識しています。現段階では具体案の協議に入っていませんが、教育委員会といたしましても、しっかり対応させていただきます。

●質問 水上 建設計画について市民に示すべきである。
 公民館は福祉保健部と協議するとのことだが、福祉保健部は新たな福祉会館について検討している。公民館については責任持った対応が必要であり必要な検討を行うことを求める。
 現在各部での検討が行われているが、どこかで庁内の連携組織、プロジェクトチームなどが必要になるのではないかと考えるがその点はどう考えているのか。少なくとも、検討の手順や段取りは示してほしい。
 各部の検討はいつまで続けるのか、期限は区切っていないのか。その後の検討はどこで建設計画などを検討するのか。その後の市民検討組織の立ち上げなどの方策はどうするのか。などなど、最低限ロードマップを示すべきではないか。責任ある対応を求めるがどうか。

◆答弁 企画財政部長
 今後の進め方や、今後の検討組織等につきましてのご質問をいただきましたが、現状各部の検討をしており、まずは関連する部局において議論されるものと考えております。
 進め方につきましては、各部の検討の結果、機能の検討等で該当する場合には、各部調整会議規定に基づき各部調整会議の招集や、プロジェクトチーム設置規定に基づきプロジェクトチームを設置する等、必要に応じて企画財政部が調整を図ることになります。
 建設計画につきましては、基本担当部局において策定するものと考えますが、企画財政部は財政計画や公共施設等総合管理計画を所掌することから、連携して取り組むものと考えております。また、基本計画等を策定するにあたりましては、適切な時期に市民参加による検討が原則と考えております。
 いずれにいたしましても、現状では各部での検討中であり、その後庁内での検討を経て新たな方針を定めることとなることから、必要な手続きは今後判断すべきことと考えております。現時点でお示しできるまで至っておりませんが、できるだけ早期に方向性をお示しできるよう鋭意努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

●質問 水上 福祉会館と公民館の設置を最優先で取り組むべきである。
 結局、今後の方向性は全く示されない状況である。市長の責任を強く指摘する。市長が自らの公約「市庁舎問題の解決」に責任を持ち必要な判断、イニシアチブの発揮を求めたい。
 福祉会館について、福祉会館的な機能を持った施設、公民館を市庁舎とは別に、単独で建設すべきであると考えるがどうか。複合化の方向で検討され、「ゼロベース」となった。各部で検討されている経過からも今更複合建設とはならないのではないか。

◆答弁 福祉保健部長
 福祉会館も含めた市施設の複合化ニツイテハ、ゼロベースになったところであり、現在あるべき姿について検討しているところです。あるべき姿が単独なのか、複合化なのかも含めての検討ではありますが、いずれにせよ、市民待望の施設であり、スピード感が求められるものです。議員のご指摘は貴重なご意見としてお伺いし、今後もさらに検討してまいりたいと思います。

●質問 水上
 現在福祉会館が閉館となり、利用者・市民は困っている。少なくとも、福祉会館があった市中心部で、集会施設などの活動場所が確保できるようにしっかりした対応をすべきである。

◆答弁 福祉保健部長
 福祉会館を閉館するにあたり、昨年8月5日及び9日、さらに10月29日及び11月1日に市民向けの説明会を開催いたしました。閉館後は、ご不便をおかけしているところですが、活動場所については、集会施設等の既存の施設のご利用をご案内し、ご理解・ご協力をいただいているところです。また、過日の厚生文教委員会でもご報告させていただきましたが、社会福祉協議会の仮移転先の事務所の2階会議室を、10月3日から一般開放しており、徐々にではありますが、利用者数も増えてきているお伺いしております。
 福祉会館は、50年近く多くの市民の方にご利用いただいた施設であり、閉館にあたっては、ご不便をおかけしているところではございますが、引き続き、市内集会施設等や社会福祉協議会事務所2階鍵室をご利用いただきながら、新たな福祉会館については、検討を進めてまいりたいと思います。

●水上 最後に日本共産党の考えを述べる。
 第1は、福祉会館と公民館を市庁舎とは別に最優先で建設することである。
 市民の要望は、早期に福祉会館と公民館の設置である。福祉会館、現在は「あるべき姿」の検討とされ、新たに入れるべき機能などの検討が行われている。そのため、市民検討委員会を立ち上げるなど、市民検討で内容を検討することを求める。
 建設場所は、本町暫定庁舎用地を基本に考える必要がある。現在も市の行政決定がなされた建設場所であり、一番早く建設できる場所である。
 第2に、市庁舎は、ジャノメ工場跡地に建設することは当然である。今後地歴調査などが行われることになるが、必要であれば土壌調査などを行ったうえで、これまで市民参加で策定してきた基本計画をもとに基本設計を進めていくことが必要である。
 第3に、市庁舎建設にあたっては、市民生活最優先で検討すべきである。
 私たちは、今まで軽量鉄骨での建設を主張してきた。これは、今後様々な財政的支出が予定される中、なるべく市庁舎にはお金をかけずに、市民負担を軽減するものとして、また早期建設のために考えてきたものである。
 ごみ処理施設建設や中間処理場の更新、下水道の補強工事などに多額の財源が必要となる中、市庁舎建設は市民生活を守ることと両立できるものにする必要があり、なるべく市民負担をかけない方策で建設すべきである。

"どうなる?どうする?市庁舎問題―その2「一般質問の主な内容」"へのコメントを書く

お名前:
ホームページアドレス:
コメント: